【温湯によるうどんこ病抑制効果】
栽培中のイチゴに温湯を散布することで、高温に弱い病害虫を防除することができます。この写真は茨城県農業総合センター園芸研究所で行われた効果確認試験の状況です。右側の無防除区では葉や果梗部にうどんこ病が多発していますが、週1回の温湯散布を行った左側では発生が効果的に抑えられています。 |
【熱ショックによる炭疽病抵抗性の誘導】
右側のイチゴの葉は温湯に20秒間浸けた翌日、炭疽病菌を接種したものです。これは2週間後の写真です。温湯に浸けていない左側の葉は病斑が広がっていますが、右側の葉では発病が見られません。 |
【果実に対する温湯浸漬の効果】
収穫したイチゴの果実を温湯に浸しました。浸した時間が長いほどカビの発生が少なく、また日保ち性が良くなっています。 |